2010年11月30日

#45 2010-1月の超・絶品映画は『ソフィーの復讐』

1月は、あまり新作映画見ませんでした。今
年は、とことん映画館で映画を見よう!って
思い始めた頃なので。

『ソフィーの復讐』は、中国・韓国の合作ラ
ブコメ。品の良い虚構っぽさが好きだ。でも
正直、『(500)日のサマー』への反発として、
好きだと感じている気もする。

『(500)日のサマー』はねえ…。きっと好き
な人多いんだろうけど。ひどい映画だとかダ
メな映画だとか、そういうことではなくて、
単に肌に合わない映画ということ。

いろんな事柄を、一度頭の中にぶち込んでぐ
ちゃぐちゃかき混ぜて、はいどうぞ、って感
じが受け入れられなかった。だから、思いっ
きり虚構らしさを前面に出してる『ソフィー
の復讐』の方が潔いなあと思えた。

この1月振り返ると、『ソフィーの復讐』と
『(500)日のサマー』の間を行ったり来たり
して考えてたなあと。実は案外近い位置にあ
るのかなあ、とか…今でも考えてる。

『フローズン・リバー』も好きだけど、どう
しても『カーゴ』に似てくるから、ダブっち
ゃう。後々、頭の中で区別がつかなくなるね、
きっと。

ああ、『ラブリー・ボーン』なーんて映画も
見たねえ、今年。

***1月に見た映画***
【絶品】
ソフィーの復讐
フローズン・リバー

【良品】
Drパルナサスの鏡
パーフェクト・ゲッタウェイ
ラブリー・ボーン
(500)日のサマー

【不良品】
サロゲート
posted by TcinemaholicT at 00:48| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月29日

#44 映画館憑依日記 2010.11.27 『デイブレイカー』『コイセント』『ハリー・ポッターと死の秘宝』

11.27土『デイブレイカー』『コイセント』『ハリー・ポッターと死の秘宝』
いつものように、土曜は一日新宿から出ない
予定。とりあえずバルト9…って、一日バル
ト9の予定だった。
バルト9に行ってみたら、けっこうな人ごみ。
何見るのかなあ、みんな…と思ったら、ほと
んど『デイブレイカー』でびっくり! 宣伝
したんだねえ!
もたついててかったるい部分と、シャキシャ
キした部分があって、ま、飽きないんだけど、
全体的にはモッサリ感があるかなあ。
『バイオハザード4』に、かなり似てると思
った。で、調べたら、こっちの方が2008年
の映画だから早いんだよね。アリスが人間に
戻るっていう突拍子もないアイディアは、こ
の映画がなかったらなかったかも…って、ち
ょっと思った。
まあ、でも嫌いじゃない。面白かった。

…ちょっと池袋行って用事すませて、ついで
に黒沢清の本買って。

で『ANIME FES VS. バトル1』なんだけど、
その中の前座っぽい『コイセント』に興味があ
って。脱力感たっぷりな予告にひかれ。あとの
アニメは、ほぼ興味なし。
ちょっと遅れめで劇場入ったら、暑い! 菓子
の油臭い! 要するに中学生高校生が多い! 
奴ら無駄に体温高いからさ。 こりゃ、『コイ
セント』終わったら退場しようと。
で、『コイセント』なんだけど、かなりねじが
緩んでて面白かったよ。関節技きちきち極める
系の映画が多くてね、最近。こういうヌルさと
かユルさは、あるべき。女の子のスカートの長
さ加減とか、ヌルくてねえ。見せるでもなく、
見せないでもなく。でも、本気で好ましかった
なあ。このアニメのことは、ずっと覚えておく。

でも、まあ途中退場しちゃったし、イマイチ物
足りないなあ…ということで、ちょっと時間つ
ぶしにプールで泳いでから『ハリー・ポッター
と死の秘宝』。正直、ハリポタ度低くて、素人
同然。大丈夫かなあと思ったけど、かなーーり
面白かった。
3Dはやめて正解だと思う。画面の暗さもさる
ことながら、3Dは、細かい人物描写…ってい
うか人物をじっくり描こうとする意図にはそぐ
わないと思う。もっと大味な(が悪いとは思わ
ないけど)、映画に向いてる。例えば、ハーマ
イオニーの「忘れろ」に関するためらいとか、
そういうのには向いてない。「忘れろ」結構、
好きだなあ。
今回の映画(って、他のはほぼ見てないけど)
は、「存在を消す」とか「存在を隠す」に焦点
があって面白かった。多分、この後、爆発する
んだろうけど、その「タメ」だよね。「静」と
「動」なら「静」が好きなんで、この映画はい
いと思った。
posted by TcinemaholicT at 01:42| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月28日

#43 映画館憑依日記 2010.11.21〜26

11.23祝『バトル・ロワイアル3D』
何見ようかなあ、そうだ『マチェーテ』もう
一回見よう、って思ってバルト9行ったら、
満席。んじゃ、次の回にするかなあ…と思っ
て見たら、あ『バトロワ』でいいじゃない! 
ってことで。
…すばらし過ぎた。元々の映画が傑作過ぎる
から、3Dにしようが、何か付け足そうが、問
題ないわけだ。
帰ってからオリジナル…ってか3Dじゃない
版をDVDで確認したが、構図とか、ハイライ
トの入り方とか、あらかじめ3D用に作った
みたいな映画。でも、考えてみれば、映画は
みんな、なるべく立体的に見えるように作る
もんだよね。だから、暗い場面でもストレス
がない。ラスト近くの桐山の場面も、初めか
ら手前に火炎があるし、秋也が川田と出会う
場面も、元々ちゃんと奥行きがある。拡声器
で呼びかけた女子二名を桐山がマシンガンで
撃つ場面も、初めから手前にマシンガンが現
れる。ほんとにすごい。3Dにしたくなる気
持ちわかるわ。

っていうことで、かなり堪能したので帰宅。

11.25木『ゴースト もういちど抱きしめたい』
新宿でウロウロ買い物して、あ、ちょうどい
い時間だってことのみで、新宿ピカデリーへ。
…ちゃんと映画を撮れない作り手が作った映
画だと思う。曲の入り方なんか素人みたい。
「パスタを作りまーす。ちょっと固めにゆで
ちゃいまーす。キムチを乗っけまーす。なん
と、さらに蜂蜜をかけまーす。タバスコをか
けまーす。はーい、できましたーお皿がない
んで、テーブルに直接盛りつけましたー」っ
て印象。ひどい映画だ。

意気消沈して帰宅。

11.26金『劇場版3Dあたしンち情熱のちょ〜超能力♪母大暴走!』
朝の9:10からバルト9でやってるってんで、
じゃ、仕事行く前に見られる、ってことで。
3Dに関してはねえ、ま、「飛び出す絵本」
なんだけど、そりゃ、どの3Dも大同小異な
んだから、ま、いいんじゃないですかと。終
始画面が明るいだけ、あんな3Dやこんな3
Dよりマシだったかも。
内容はねえ…40分くらいの短い映画なんだ
けど退屈。大げさな話で面白そうなんだけど、
単調な展開と平板な人物じゃ、30分が限界
かなあ。ふつうに10分くらいの日常的な話
を3つくらいオムニバスで、それを3Dって
の見たかったな。別に3D映画だから、大げ
さな話じゃなきゃいけないこともない。その
へん、3Dって誤解されやすいんだろうなあ
と思った。

夜は飲み会が入ったんで、映画はナシ。『マ
リア様がみてる』の最終上映、行きたかった
んだけどなあ…
posted by TcinemaholicT at 01:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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