2011年03月05日

#140 映画館憑依日記 2011.2.25『私の愛、私のそばに』

2.25金『私の愛、私のそばに』

**2週間ぶりに休みを取った。しかも三連
休にしてみた。初日は、映画を3本見ること
にした。その前に、うな重を食べた。けっこ
う好きなんだけど、高いからね。たまにしか
食べられない。せっかくの休みだから。どう
やら春一番が吹いたらしく、ずいぶん暖かい。
Tシャツにパーカーはおって出かけたが、ち
ょうど良いくらい。

映画は、まず新宿武蔵野館で『私の愛、私の
そばに』を見る。前売り買ってたんだけど、
気づいたら、17:00前の時間帯のみに削られ
てた。何かの押し出されたんだろう。あれだ。
あいつだ。イップマンだ。

観客は、韓流のオバサン(通称:韓バア)ば
かり。


何かを把握しようとするときに、「○○モノ」
という金型に流し込んで、はいできました、
というのは味気ない。型に流すときにこぼし
てしまったものを拾い集めてこその理解だと
思う。『私の愛、私のそばに』みたいな映画
も、「難病モノ」と言い出したら、そこで互
いに思考が停止してしまう。おまけにそこに
「今流行の」とついていれば言うことはない。
漢語の羅列による自動文章のようなものだ。

きっと人間は一人で死んでいくんだと思う。
それならば、一人で生きていくはずで、そこ
には何者も関われないはずだ。死後の世界な
ど知ったこっちゃないが、少なくともこの世
では、「死」は完全な孤立だと思う。でも、
どうしてそんな気がしないんだろう。

寝たきりになった美人妻の体を拭いてたら興
奮してきて、トイレでオナニーをしていたら、
まさにそのときに、ほんの一瞬だけ美人妻が
目覚めて悔しがるオヤジ、っていうのが好き
だなあ。そういうふうに、噛み合わないもの
なんだと思った。

posted by TcinemaholicT at 08:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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